Sony Xperia X10(SO-01B)が2010年4月1日に発売しました。僕が初めて使ったスマートフォンです。
この当時はケータイの人気機種(人気になるであろう機種)は予約をしないと一ヶ月待ちとかになる時代でした。
ケータイではなくスマートフォンという新しい分野の注目作である SO-01B も人気が出ることは当然のように予測され、予約が殺到。僕も店頭へ予約をしにいきました。しかし時すでに遅く本体色ブラックは予約売り切れで白のみ若干在庫あり。という状況。
欲しいのはブラックでした。
それでも諦めずに発売日当日docomoショップへ。
ダメもとでSO-01Bの黒の在庫をたずねると「キャンセルが出てありますよ」って大喜びで購入したのを今でも覚えています。
ようやく携帯でPC並に便利にネットを見ることが出来て、文章が打てる。そういう時代が来る。
そう思って SO-01B を買ったわけですが現実はそれほど甘くなかったです。(2020年現在でもスマホでのネットは便利になりましたが、文字打ちに関してはまだまだ。)
問題点は色々あったと思います。
日本でのスマホの歴史は始まったばかり、docomoスタッフもあまりよくわかっていない。
キャリアのプランもスマホに対応しているとは言えない。
アプリも発展途上でたいしたことが出来ない。
特に困ったのはキャリアメールの受信とmixi(SNS)アプリの使い勝手の悪さでした。電池の持ちも良く無かったですね。
売る側もそれを取り巻く環境も整備されてなかったのですが、当然、自分も全くスマホを理解出来ていませんでした。Gmailって?同期って?
あまりにも難解すぎたのでケータイを使いつつ4ヶ月程度かけて徐々にスマホに移行していきました。
思い出のスマホGoogle Nexus 5
初代エクスペリア Sony Xperia X10(SO-01B)
Sony Xperia X10(SO-01B)簡易スペック
OS | Android1.6 → 2.1 |
CPU | 1GHz Qualcomm Snapdragon QSD8250 |
メモリ | 384MB |
内部ストレージ | 1GB |
画面 | 4インチTFT液晶 |
カメラ | 810万画素 |
現代のスマホと比較したらとんでもない低スペックです。唯一カメラの画素数だけは頑張っています。
僕の記憶が正しければケータイのパケ・ホーダイプランがそのまま適用されたので、キャリアのプラン的には現在に比べだいぶお得でした。パケ・ホーダイは神プランでしたね。
結局「スマートフォンというものがよくわからない」「スマホの環境は整わない」まま2年が過ぎ次の端末に機種変更しました。
SO-01B を活用するためにいくつかの有料アプリを購入したりしましたが、やりたかったPC並に便利にネット閲覧や文章打ちも便利と呼ぶにはほど遠く活用出来ませんでした。
公式サイトXperia(スマートフォン)
ATOK for Android
その頃から現在にいたるまで使っているアプリがあります。正確にいうとそれ以前からPCで使用していたアプリです。
キーボードアプリ「ATOK for Android」です。
当時は1200円+税という価格だったと思いますが、このアプリだけはずーっと使い続けています。折角お金を払ったからというのもありますが、PCでも長年使っていたATOKが使いやすいのです。
普段のキーボードスタイルは「QWERTY」スタイルです。
日本語はローマ字打ちして英数切り替えです。キー入力で使い勝手の差が出るのは半角英数字の入力だと思います。その点ATOKは常にキーボード上部に数字が出ています。もうこれだけで使いやすいです。
と話はそれましたが、なんの予備知識ももたずに突っ込んでいったSony Xperia X10(SO-01B)はとても思い出深い端末です。
この後はより快適なネット視聴とキー入力を求め電話の出来るタブレットNEC MEDIAS TAB(N-06D)に流れていきます。