リトルカブのマフラー取り付けナットが外れて無くなりました。
通常2個のナットでエンジンとマフラーをつなげています。そのうちの1個がいつの間にか緩んで取れて無くなっていました。
ナット1個で様々な症状が出ます。早めに対処しましょう。
M6 エキゾーストナット 袋ナット フランジ付き
ナットが外れている状態↑
マフラー取り付けナットの場所はマフラー根元。
リトルカブのマフラー取り付けナットのサイズはM6です。
M6のナットであれば取り付け可能。
標準的に使われているのはフランジ付きの袋ナットです。
袋ナットはネジ部を保護し、フランジは設置面積を大きくして変形や緩みを防いでくれます。
今回購入したものは以下の商品。万が一のために予備部品をストックしておいたほうが良いですね。
・ポッシュ フランジ付きロング袋ナット M6 P1.25 硬質クロムメッキ 2個入
マフラー取り付けナット フランジ付きロング袋ナットM6 の取付
締め付け工具は10mmラチェットを使用しました。(画像はスパナ)
ナットを付けるだけなので特に解説は必要ないと思います。
作業スペースは狭く向きが逆さまになるので通常のスパナでは大変。ラチェットがあったほうが良いですね。
使ったラチェットはこちらの安物工具セット。リトルカブにはこのセットに23mmと19mmのメガネがあれば事足ります。
・フレックスラチェットレンチセット 首振ラチェット 72ギア 6点セット 両用ヘッド 8~17mm
リトルカブ マフラー取り付けナット 無くなるとどうなる?
2個あるうちの1個が無くなったときの症状です。1個はずれるだけでもマフラーのフランジが傾き排気漏れします。両方無くなれば症状はさらに悪化するでしょう。
症状は以下の通り。
- 排気音がバリバリとうるさくなる。
- 馬力が出ない。
- 燃費が悪くなる。
- 固定パーツが動いてシャリシャリと金属音を出す。
- 振動が多くなる。
排気音は出足でバリバリと音を出し非常に不快になります。通学中の学生が振り向くレベルです。
馬力は直して気がつきました。加速が全く異なります。馬力が出ないので燃費も悪くなり、計測はしていないので感覚的な話になりますが40%程度悪化したように思います。(通常5日に一回給油が3日になった)
マフラーを固定しているフランジが動くのでシャリシャリと金属を出します。排気音とあわせると相当迷惑。マフラーの固定が弱くなるせいか振動も大きくなります。ハンドル周りからビビリ音が出ました。
上記のような症状も困ったものですが、基本的に排気漏れは環境破壊なので気づいたらすぐに対処しましょう。
あとがき
最初の症状は軽いものでした。音が少し大きくなったかな?と疑問に思う程度でした。おそらくその頃はナットが健在で緩んだだけの状態だったと思います。その時にキチンと確認していれば・・・。
少し音が大きくなったかな?燃費が悪くなったかな?という場合はマフラー取り付けナットの緩みをチェックしてみると良いかもしれません。
・ポッシュ フランジ付きロング袋ナット M8 P1.25 硬質クロムメッキ 2個入