このボリュームのCore Storage構成には対応していません
というエラーが出てOSのアップデートができません。
「ヘルパーを追加」をクリックするとエラーが出る
OSのアップデートができず試行錯誤した末、このエラーを回避することができました。
しかしその内容については良く理解できておらず「こうしたら、こうなった」という頼りない解決方法ですが、それでもウェブ検索になにも出てこないよりマシだろうということで紹介したいと思います。
※前述どおり本人も良く理解していませんので参考程度、また実行する際には自己責任にてお願いします。
このボリュームのCore Storage構成には対応していません 解決方法
まず先に解決に至った方法を紹介
- 新規パーテーションの作成
- 作ったパーテーションにCatalinaをインストール
以上で完成です。
インストールできなかった状況について
使用しているMacは Mac mini 2012 です。
Mac mini 2012 のフュージョンドライブを構成していたHDDを取り外しSSD化ことが原因でこのような状況になったと考えています。
HDD→SSD交換後、正しい手順でフォーマットを行っていればこのような問題は出ないかもしれません。といっても正しい手順がわかりません。クリーンインストールも手間なためパーテーションという簡単な方法を選びました。
作業の経緯
直接CatalinaにはできないのでEl Capitanに一旦とどめています。ここまでは順調。
- El Capitanから macOS 10.15 Catalina へアップを試みるもエラー
- そのひとつ下 macOS 10.14 Mojave へアップを試みるもエラー
- 次に下から挑戦 macOS 10.12 Sierra へアップグレード成功
- macOS 10.13 High Sierra へアップグレード成功
- 再度High Sierraから macOS 10.15 Catalina へアップを試みるもエラー
順に上げていけば良いのかと一瞬思いましたが残念。
Core Storage構成の別件問題でパーテーションを作って…という記述を見つけたので試してみることに。
新規パーテーション作成、Catalinaへアップグレード成功
この解決策の問題点
パーテーションを区切り新しく起動ディスクを作ることになります。つまりもとのパーテーションには古いOS、新しいパーテーションにはCatalinaがインストールされた状態。容量に不足はないのでスッキリはしませんが大きな問題にもならないので放置しています。気になる人は古いOSを削除したほうが良いでしょう。
新しいデスクトップにアプリを置くのであれば再インストールが必要。もとから起動させるのであればそのままでも大丈夫です。
このボリュームのCore Storage構成には対応していません 解決方法 補足
macOS 10.15 Catalinaのダウンロードは公式サイトからどうぞ。
Apple公式サイトCatalina 詳細/ダウンロード
パーテーションの設定について
アプリケーション → ユーティリティー → ディスクユーティリティー → パーテーション
ダウンロードしたOSのインストーラーを起動し新しく作ったパーテーションにインストールします。
インストールには約3時間かかりました。気長に待ちましょう。
以上で完成です。
あとがき
Mac mini と Catalina の組み合わせは色々と不具合の報告がありインストールを躊躇っていましたが今のところ問題は起きていません。登場から少し経つので改善されたのかもしれませんね。
最新OSを使用するという Mac mini 2012 購入時の目的のひとつを達成しました。残念ながら時期OSでMac mini 2012 は対象外になるようですが…。それでも2~3年は十分に使えることでしょう。
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