Affinity Designer を導入しました。ずっと探していた Adobe Illustrator の代用アプリケーションです。
Illustrator はイラレ。
Affinity Designer はなんと略したら良いですかね?
アフィデザ? AD(エーディー)?
Affinity Designer の詳細ついては公式サイトご覧ください。
公式Affinity プロフェッショナル向けのグラフィックデザインアプリケーション
Affinity Designer の良い点
良い点が多くて書ききれないほどです。
- 手頃な価格
- 動作が軽い
- 基本的な機能はイラレと同等
価格は買い切りの価格で、破格の6,100円です。(2020年4月現在)
機能性を考えたら非常に安い。
個人経営の店舗さんや趣味で使用したい人にとってAdobeのサブスクリプションはハードルが高い。
でも AD なら気軽に導入ができます。
動作も軽くクリエイティブ用のPCでなくても快適。実際に自分が使用している環境は2012年製のmacです。8年前のPCでも軽々動作します。(※追記:ブラシを多用すると重くなりました)
参考使用しているPCについてはコチラ
そしていちばん重要な性能。
基本的な性能はイラレに劣りません。通常のチラシやPOP、ロゴ製作で必要な機能は揃っています。
操作性はイラレを使用したことがある人ならすぐに操作可能。
Affinity Designerのことを何も知らずにトレース作業したのが下の画像です。イラレ経験者なら操作が出来る証明になるかな。
画:イラストレーターOJ
Affinity Designer の悪い点
この価格で悪い点を言うのもなんですが、Adobe Illustrator CSと比較したて感じたこと。
- 特殊な機能が少ない
- 細かい操作性で劣る
- 参考書籍がない
例えばイラレで多用していた機能としては以下のようなものがあります。
- アンカーポイントの追加
- ブレンドや混色
- 簡易3D
これらの機能がありません。(使い始めてまだ数日なので自分が気づかないだけかも)
初心者向けの教本でもあれば色々と調べることが出来るのですが関連書籍はほとんど見つかりませんでした。本で学ぶのが好きなタイプなのでちょっと残念ですが、web検索で対応。Affinity Designerの情報はいっぱい出て来るので安心です。
操作性に関してはイラレより「一手間かかるなぁ」と思う所がいくつかあります。細かい部分なので今後のアップデートに期待します。
それよりも低価格でここまで出来るメリットの方が遥かに上です。
公式Affinity プロフェッショナル向けのグラフィックデザインアプリケーション
あとがき
買い切りだった頃の Adobe Illustrator や Adobe Photoshop は、プロと同じ環境/頑張れば手に届く/個人や趣味でもいつかは導入したい、そういう憧れの存在でした。
ところがサブスクリプションになり業務用以外では手が出ません。
DreamweaverやFireworksもMacromediaの頃は安かった・・・。
Adobeの製品は好きで使用してきましたが乗り換えることにしました。
イラレ並に文字が扱え、図形描写が出来る低価格アプリケーション。
いままでInkscapeやGVDESIGNでお茶を濁していた人にもオススメです。
高品質のデザイン、コンセプト アート、イラスト、モックアップなどを作成したいクリエイターやその他のプロフェッショナルに最…