zenfone3が思った以上に優秀なので他の端末になかなか目がいかないのですが、発売から1年半もたってくると少しづつ気になる端末が増えてきました。
その中でも最近勢力を伸ばしているHUAWEI、驚きのコストパフォーマンスHUAWEI nova lite 2とzenfone3を比べてみました。
HUAWEI nova lite 2 スペック
- CPU:HUAWEI Kirin 659 オクタコアCPU (4 × 2.36GHz + 4 × 1.7GHz)
- メモリ:3GB RAM
- バッテリ:容量3000mAh (一体型)
- ディスプレイ:5.65インチ 18:9
- 特徴:ダブルレンズカメラ(メイン)
zenfone3(ZE520KL) スペック
- CPU:Qualcomm® Snapdragon™ 625オクタコアCPU(8 × 2GHz)
- メモリ:3GB RAM
- バッテリ:容量2650mAh (一体型)
- ディスプレイ:5.2インチ
- 特徴:DSDS(デュアルsimデュアルスタンバイ)、USB type-C
zenfone3とnova lite 2の比較
ベンチマークテスト(AnTuTu)はzenfone3が6万点台、nova lite 2が8万点台なので数字上はnova lite 2が勝利。現状のzenfone3の動作に不満はないけど、より良いのはnova lite 2。
メモリは同じ3GB。
バッテリは数字上nova lite 2の勝利ですがディスプレイサイズがnova lite 2のほうが大きいので単純に電池の持ちを比較することができません。zenfone3のバッテリに不満はないです。
ディスプレイはnova lite 2のほうが大きく、流行の18:9のサイズ。
個人的感想だと発売時期の差が約1年半ある機種の比較としてはあまり差がないかなと思いました。ベンチマークテストではさすがに差が出ていますが、それ以外では大きな差はなく好みや慣れで片付いてしまうレベルの差ではないかなと思いました。
しかし!
価格が違います。zenfone3は発売当初約4万円。nova lite 2が2万円台!!!現状でも問題なく使えているzenfone3を僅かながら上回るマシンが2万円台で手に入るというのは驚異的です。使っている端末が2年を超えて「今が買い換え時」のユーザーは検討リストの1番にあげて良いと思います。バランスが難しいですが価格が進化した珍しいパターンの端末ですね。
HUAWEI nova lite 2の残念な点
あくまでzenfone3からの買い換え対象として考えた場合の「HUAWEI nova lite 2の残念な点」ですが、まずメモリが3GB。CPUは文句なくしばらく使える性能だと思いますがメモリの3GBはどうなんでしょうか?もちろん使い方にもよると思いますが「zenfone3からの買い換え対象」として見ると不満です。
DSDSではない点も個人的には残念です。というか、1年ちょっと前にzenfone3を購入した人はDSDSを目的として購入した人が多いのではないでしょうか?そう考えると「そもそもnova lite 2を買い換え対象に選ぶのが間違っている」っていう根本的な話になるかもしれません。
そして微々たる点ですが、USB type-Cではない。性能に問題はないと思いますが、徐々にUSB-type-Cへ移行している現状から考えると残念。
結論、メイン端末としてzenfone3との交代を考えるにはインパクトが弱い。が、ダブルレンズ搭載でzenfone3と同等以上の性能を持つ端末が2万円台で手に入ると考えるとサブ機としてはアリだと感じました。
値段を考えての話になるので「値段は気にしない!」っていう人はキャリアでハイエンド端末を買うのが一番便利で一番安心なわけですが「性能そこそこで値段は抑えたい」っていう人にはとても良い端末だと思います。(そこそこ以上の性能だと思います)
HUAWEI nova lite 2 はこんな人へ
2018年2月の時点で使用中の端末が2年を超えている人は、この価格で充分に端末の進化を感じることが出来つつ流行のダブルレンズも楽しめるので機種変更の大チャンス!
価格が安いのでキャリアの端末を残しつつ、これを機会にMVNO(格安sim)デビュー!っていうのもアリ(サブ機的)
正直、今が買い換え時の人が羨ましい端末です。