さすがのランチアデルタも雑誌などに取り上げられる機会が減ってきました。
久々に表紙を飾るデルタに思わず雑誌購入。
デルタファンなら買っておくべき一冊です。
Tipo 3月号(2019)勝つためのデルタ、究極進化!!
まずはTipo 3月号(2019)の表紙を飾るデルタをご覧ください。
一見するとアンダー周りにゴツめのエアロを組んだだけのように見えますが・・・
ちょっと待ってください!マッチョ過ぎませんか!?
なんと210mmのワイド化。
もともとブリスターフェンダーの強烈なデルタですが、そこから+210mm(片側105mm)の超マッチョボディとなっています。16Vですら友人をして「朝食がとれる」と言わしめたブリスターフェンダーですが、16Vからワイドになったエボ2をさらにワイドにして極悪フェンダーを装備。しかももとの造形イメージを崩すこと無く大幅に拡大しているところが素晴らしい。
フロント、サイドからの見た目は文句なしです。リアの眺めは賛否ありそうですが、強烈なリアディフューザーとカーボン製エキゾーストが只者では無い感を出しています。赤いボディに映えます。
リアウイングは残念ながらデルタの特徴的なあのウイングでは無くなっていますがリアウインドから生えてくる、これまた強烈な仕様となっています。(どういう仕組みなのだろうか?)
※雑誌記事中にはベース車両がエボ2という記載は無かったですが、「215psのエンジンを・・・」という記載があるのでベース車両はエボ2と推測しています。
デルタの常識を打ち破る2.3ℓ化で600ps
ヘッドカバーを見る限りエンジンはベース車両(推測エボ2)をチューニングして600馬力を達成しています。
単純に600馬力であればそこまでビックリするような話ではありません。
でも、ざっと30年前のエンジンですよ?
いや、ヘッドカバーだけ残して別物エンジンの可能性も・・・詳細は次号以降に掲載予定だそうです。
壊れやすいと印象のあるデルタ。しかも約30年前の代物。で600馬力は驚きです。正直、本気走行は少ししかできないのでは?と思ってしまいます。(←失礼)
LANCIA DELTA INTEGRALE 16V ( ランチア デルタ インテグラーレ 16V ) に乗っていました、からあげ棒です。 ランチアはイタリアの車。いわゆるイタ車。いたしゃ。 「いたしゃ」と聞[…]
一般車両へのフィードバックに期待
この究極デルタの名前は「ランチア・デルタ・フェニーチェ105」、みたところレース専用マシンのようです。
しかし600馬力までのチューニング。それに耐えるボディ製作&ボディ造形。
一般のデルタ乗りへのフィードバックに期待がかかります。内装もキレイに仕上げられていて、ただ闇雲にチューニングしたマシンではないように見受けられます。製作は畑野自動車さんというフツーの中古車販売店ということですが、どう考えても普通ではないですw 主治医の決まっていないデルタ乗りさんはコチラで面倒を見て貰えれば安心かもしれません。
その他、細かい部分はTipo3月号を手にしてください。永久保存版です!
Tipo 4月号(2019)究極デルタ、サーキット走行 ※追記
3月号の続き、4月号でも「ランチア・デルタ・フェニーチェ105」が登場しました。
サーキットをテスト走行してセッティングを煮詰めていくための第一弾です。ページ数は少ないですがデルタファンとしては気になる内容。引き続き「ランチア・デルタ・フェニーチェ105」の進化の様子が掲載されていく模様です。
あとがき
CGか?(カーグラフィックスのことではない)というほどにキレイなデルタの表紙にやられて、久しぶりにクルマ雑誌を購入しました。
表紙にデルタが登場しているというだけで、元デルタ乗りとしては買いですが、内容がとんでもないし下手したら二度とお目にかかれないクルマかもしれません。
デルタ〜ビートに乗っていた頃は毎月数冊雑誌を買って、クルマサイトを徘徊しまくって、オフ会に参加し、なんなら自分のクルマのサイトも立ち上げて・・・と精力的に活動してました。
そういえばあの頃見ていたサイトたちはどこへ・・・
オフ会で出会ったあの人たちは今もあのクルマに・・・?