Renault WIND ルノー ウインド というクルマをご存知でしょうか。
ルノーのコンパクトカー「トゥインゴ」をベースにオープンカーに仕上げた超ヘンタイ超個性的で唯一無二なスペシャリティカーです。今後このようなクルマに出会えることはないと言っても過言ではないでしょう。
2013年に生産終了した ウインド を推すには理由があります。
今後のリセールバリューに期待が持てる「今が買い!」な一台なのです。
↑というもののこの記事を書いたのは1年以上前。
2020年初頭には中古で10台弱あったルノーウインドは、わずか1年で3台まで激減してしまいました(カーセンサー)。価格も70万円程度のものがあったと記憶していますが、台数の減少とともに価格は上昇傾向にあるようですね。ちょっと購入するタイミングを逃した感があります。
以下は、2020年初頭に書いた記事です。
Renault WIND 中古車価格
2020年1月時点での ルノー ウインド の中古車の価格は70~130万円前後となっています。(※2021年3月現在では110〜150万円)
新車時での販売価格は約250万円。もともとの日本での販売台数が少ない(100台程度)ためこれ以上の値落ちは厳しそうな予感。100万円以内で購入であれば十分にお得感があると考えます。
このようなマニアックなクルマが台数が少ないとなれば、今後10年くらいで価格の高騰が期待できます。
マニアックがすぎる Renault WIND
大衆車トゥインゴをベースにオープン化。スペックは以下の通りです。(※ちなみに現行トゥインゴはRRレイアウトで非常に楽しいクルマになっています)
全長×全幅×全高 |
3835×1690×1380mm |
ホイールベース |
2365mm |
車重 |
1190kg |
駆動方式 |
FF |
エンジン |
1.6リッター直4DOHC16バルブ |
馬力/トルク |
134ps(6750rpm) / 16.3kgm(4400rpm) |
ミッション | 5速マニュアル |
乗車定員 | 2名 |
ステアリング | 左ハンドル |
本国仕様をそのまま正規輸入。
ヘンタイ車なポイントは以下のとおり。
- 2人乗りのオープンカー
- 左ハンドル/マニュアル仕様しか設定がない
- 日本には100台程度しか輸入されていない
- 12秒でオープンカー
左ハンドルでマニュアルしかなくて2人乗りのオープンカーなんて誰が買うんだよ!って思ってしまいますが、僕にはどストレートです。今、もの凄く欲しくなっています。
いかにもミッドシップな外観ですがFF。もう少し軽ければきっと名車と呼ばれたことでしょう。
少なからずこういったクルマを好む層がいます。需要が極端に減ることはないでしょう(絶対数は少ない)つまり今後のリセールバリューに期待が持てるということ。
Renault WIND の性能について
欲しくなってからというものネットでの情報を読みあさっています。
まとめると、外観はスーパーカーだが絶対的な性能は高くない。あくまで130馬力のコンパクトカー。しかしオープンとマニュアルと左ハンドル、良く出来たシートが合わさると馬力なんて関係ないファンな走りが可能。オープンカーには珍しくしっかりトランクルームが確保されているのは◎
正直、馬力とか関係ないですよね。取り回ししやすいコンパクトボディでマニュアルを駆使して街中を駆け回る・・・なんて楽しそうなクルマだ!
LANCIA DELTA INTEGRALE 16V ( ランチア デルタ インテグラーレ 16V ) に乗っていました、からあげ棒です。 ランチアはイタリアの車。いわゆるイタ車。いたしゃ。 「いたしゃ」と聞[…]
あとがき
僕が昔、欲しかったクルマ達は、時が経ち過ぎて手に入らなくなってきました。
少し前まで30万とか60万で売っていた旧車たちが、いまは100万オーバーもしくは応相談で取引されています。個性があるクルマは時が経ち、タマ数が減ってくるとどんなファミリーカーでも価格が上昇するようです。(※特にここ1年で1990〜2000年頃のクルマの値上がりが激しいと感じます)
リセールバリューのためにクルマを選ぶわけではありませんが、上手にクルマを乗り継いでいく方法としてこういったクルマの存在をアタマの片隅に置いておきたいですね。