タクシーの給料のこと 一年で退社したもとタクシードライバーの経験談

たいした稼ぎもないまま一年でタクシーを辞めました、からあげ棒です。

タクシー乗務員の募集広告には「30〜50万円」とか「30万円以上可能」とか割と良い給料もらってんな〜と思うような数字が出てますよね。

でも本当のところいくら貰えるの?

※あくまで個人での経験で感じたことや思ったことです。




タクシーの給料のこと

タクシーの給料は会社によって変わってきます。

まれに通常の月給制のところもあるようですが、一番良くあるのは歩合制だと思います。ここでは歩合制について話します。

ものすごい大ざっぱに言うと、売り上げの半分が給料になると思ってください。売り上げの50%ということです。

一ヶ月に40万円の売り上げがあったら、給料は20万円

もちろん給料計算には細かい計算があります。基本給+歩合給+様々な手当などを全てひっくるめて計算して50%が自分の給料になるというイメージです。

さきほどは売り上げの50%が給料といいましたが、そのパーセンテージ(支給率)は売り上げ金によって変動します。

売り上げ40万円で50%の20万円、売り上げ50万円で55%の27.5万円、売り上げ60万円で60%の36万円

という具合です。

足きりについて

「足きり」というものがあります。売り上げがある一定金額にとどかないと歩合がつかないというものです。会社によってその設定金額は違います。

例えば、35万円以下は足きり、売り上げ30万円で給料10万円という感じで支給率がガクッと下がります。

当然、生活出来るレベルではありません。まぁ真面目に勤務していれば足きりになるということはあまり無いと思いますが、病気で休んだりすると二日に1回という勤務態勢から言って取り戻すのが困難です。

勤務態勢・時間についてはこちら

足きりの有無、設定金額について確認しましょう




売り上げ金額について

売り上げと言いましたが正確には営業収入(営収)という言葉になります。営収は税抜きの金額です。

つまりお客さんが1,000円払ったら税抜きの926円が売り上げ(営収)になります。

一ヶ月50万円の営収であればお客さんから貰った金額は54万円になります。

一ヶ月働いてお客さんから54万円を貰うと営収が50万円で支給率55%であれば給料は27.5万円になるということです。

一日の目標金額、月給は?

目標金額の設定は天候や曜日などによって営収が大きくかわるので難しいですが平均で考えて見ましょう。

あなたは給料いくらもらいたいですか?

ここでは目標を給料の額面で30万円とし、約53万円の営収給料が30万円になると仮定します。

53万円を12回の勤務で稼ぎ出すとすると、1日約44,170円の営収が必要。

44,170円の税込みは47,703円で、1日にお客さんから貰う金額は約48,000円が目標になります。

客単価が1回1,500円だとしたら32回お客さんを乗せなければなりません。

もちろん客単価は日によって大きく変動します、勤務地にもよりますがだいたい1,000〜2,000円くらいで変動します。32回乗せても客単1,000円で売上32,000円(営収29,630)の日もあれば、32回乗せて客単2,000円で売上げ64,000円(営収59,260)の日もあるかもしれません。

ただし客単があがるということは長距離を走ることが多くなるということで乗せる回数が減る傾向にあります。

つまり客単が大きい日は回数ができなくて、回数出来る日は客単が低い、結果的に営収は似たような数字になります。

目標の売上48,000円(営収44,170円)ですが、30分に1回乗せたとしたら実働16時間が必要となります。休憩が3時間必要になりますからそれだけで19時間かかります。すでに1時間残業という計算になります。しかも30分に1回のせるというのは厳しいわけではありませんがなかなかのハイペースです。(もちろん営業地域によって異なります)

勤務態勢・時間についてはこちら

広告でよく見ますよね「給料30〜50万円」これを見ると最低でも30万円稼げるんだな〜なんて思いますが、30万稼ぐ人は多くありません。平均値で考えれば30万円くらいにはなるかもしれませんが大勢の25万円程度の乗務員を少数の40万稼ぐ乗務員が平均値の引き上げを行っているイメージです。もちろん少数派のほうになれれば良いですが、大勢は30万以下だと思います。

そして上の数字の50万円、これは50万円いく月もあるというイメージ。例えば年末の忘年会シーズンであれば50万円稼ぐ人もいるでしょう。普段は25万円のひともこのときは30万円いくことでしょう。しかし平均して毎月のように50万円稼ぐのは厳しいです。

総合すると広告にでている数字、下の数字は平均値で、上の数字は一発の数字、嘘はありませんが誤解しやすい表記だと思います。

もちろん僕がたった一年の経験で感じたことなので間違っているかもしれませんし、売上げは地域によって大幅に変わってくるので「最低でも30万円は稼げる」という地域もあるかもしれません。都内だと稼げるというイメージを僕は持っています。

上記は否定的な文章のように感じるかもしれませんが、給料はあなたのやる気とやり方次第でコントロールが可能です。

がんばり次第で高給も可能、のんびり足きりラインでプライベートを重視することも可能




まとめ

お客さんを乗せて走れば走るほどお金になるけど実は時間に限りがあるので、よく言われる「やればやっただけ稼げる」というのに限界があり「時間内に効率よくやれば稼げる」というのが正しい。

地域によって稼げる限界がある。稼ぎやすい場所はテキトーに営業していても稼げるが、稼げない場所は身を粉にしても稼げない。

広告に嘘はないけど鵜呑みにしてはいけない。

営業地域が重要になるのでその会社がどこの地域で営業できるか確認しよう。

歩合については入社前に教えてもらえないかもしれないが聞くだけ聞いてみよう

 

ネット上にどれほどの情報が開示してあるか定かではありませんが、参考程度にタクシー専門の求人サイトを利用するのも手だと思います。

必ずタクシー会社を複数検討して、より良い条件・環境で仕事を始めましょう。はっきり言ってどこでも一緒ではありません。タクシー会社選びでその後の人生変わるといっても良いです。本当に本当に慎重に選んでください。

タクシーって / タクシーの勤務時間・休みのこと / タクシーのススメ / タクシーの勤務内容のこと

THETHORCTA

No tags for this post.
広告