タクシーって

乗務員歴一年で辞めた経験者が語るタクシー乗務員について

タクシーって

一年という短い期間でしたがタクシー乗務員を経験したからあげ棒です。

タクシー乗務員という仕事の実体験を記事にしたいと思います。タクシーに興味がある、これからタクシー乗務員になろうと思っているという方のお役に立てば幸いです。

 

タクシーには第二種普通自動車運転免許が必要

 

ここは大前提ですが「人を乗せて運び、運賃をもらう」という場合には必ず「第二種普通自動車運転免許」が必要となります。所謂、二種免です。二種免を取得するには教習所に通い、免許センターでテストに合格するというのが王道になるかと思います。なかには一発試験に挑む方もいるようです。

費用は教習所に通った場合、25万円くらいとなります。

そんな金ないよ〜という方も安心してください。二種免取得の費用は会社が出してくれる場合がほとんどです。しかし、その費用は貸し付けというのが大半で、例えば「○年間うちの会社で働いたら免許取得費用は返さなくていいよ」とか条件を満たせば二種免取得費用は完全に会社持ちとなります。この部分は労働者を契約で拘束するというもので労働基準法に抵触するのではないか?というグレー部分でありますが、タクシー業界では通例となっています。

「二種免許は難しい」一般的にはそういうイメージがあるようですが、何も難しいことはありません。普通一種に毛が生えた程度です。二種になって増える項目といえば「お客様の乗り降りを想定した停車位置と道交法」と恐らく一種ではやらなかったであろう「鋭角」での運転くらいです。少し練習すれば誰でもできます。試験も一種と同じように引っかけパターンがあるので事前に模試みたいなものをやれば特に問題ないでしょう。

転職を考えている人は免許取得に関する条件をしっかり確認しましょう。

 

免許取得後は・・・

 

免許取得後は実際にタクシー業務に関する座学を行います。座学は簡単なもので退屈な時間を1週間程度過ごすことになります。その後、それぞれ自治体のタクシー運転者登録センターで講習を受け運転者証を発行してもらいます。このあたりは何も難しいことはありません。

 

実際の業務の前に

 

実践の前に先輩ドライバーに添乗してもらい実際の仕事を体験します。先輩が運転して実際にお客様を運び営業するのを見る、逆に自分が運転して先輩に教わりながら営業する等です。三日程度この添乗を行います。それで自信が持てなければ、追加で添乗をお願いすれば納得のいくまで練習をさせて貰えると思います。

 

いよいよ実践

 

あとは業界のルール、ドライバー同士のマナーを守りつつ実践をして稼いで行くのみです。

免許取得から実際の乗務まで約一ヶ月程度の時間がかかります。

結構な時間がかかりますね。その間、無給では生活が厳しいですよね。

ほとんどのタクシー会社では「入社祝い金」というものがあります。入社祝い金がいつのタイミングでいくら出るのかというのもタクシー会社を選ぶ際に大きな理由となると思います。

教習所に通っている日、座学をしている日などがそれぞれ日当が出るのかどうか確認しましょう。

入社祝い金の金額、貰えるタイミングも確認しましょう。

タクシー会社の選び方としては、求人広告やハローワークなども良いですがタクシー会社を選ぶサイトがあるので、そちらを利用するのが賢いと思います。僕は正直、適当に突っ込んでいったので大失敗でしたw

 

例えば上記バナーのサイトは

  • 人気の有名大手企業と待遇と条件の良い優良なタクシー会社のみ取り扱い
  • 業界で最大の入社祝い金
  • 地方の方には上京して面接を受けるための交通費を支給しています
  • 入社後もしっかりと稼げるようにサポートしています。
  • 地方のタクシー会社ももちろんあります

 

必ずタクシー会社を複数検討して、より良い条件・環境で仕事を始めましょう。はっきり言ってどこでも一緒ではありません。タクシー会社選びでその後の人生変わるといっても良いです。本当に本当に慎重に選んでください。

 

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