自叙伝バイク編

自叙伝っていうと大袈裟ですが、いつか誰かと昔話をするときのメモ代わりに、ちょっと早い終活的にw

原付の免許をとったのは高校卒業してしばらくしてから。大昔は原付の免許は一部の自動車教習所で取ることが可能だったようです。

何も知らない僕と友人Nは原付免許を取ろうと朝早くに近所の自動車教習所にいきました。しかし、それは大昔の話。当時はすでに自動車教習所で原付免許を取ることは出来なくなっていました。いらん恥かいたw

で、気を取り直して別の日に運転免許センターへ原付免許を取りにいきました。前日に2時間ほど勉強して、運転免許センターの前にある代書屋にいきテスト対策をしてから運転免許センターで試験を受けた。結果は1発合格でした。代書屋っていうのは今でもあるのかな?ちょっとした書類を作成してもらって試験の傾向と対策を教えてもらって結構いい値段を取られて気がします。

 

HONDA ZOOK

 

概要:1990年発売/2スト/3.3ps

僕が初めて買う原付に選んだのはホンダのズークでした。所ジョージが宣伝していてちょっと話題になった原付らしいですが、そんなことは全く知らずに店頭で一目惚れしました。価格は新車で7万くらいだったかな。新車といっても発売から時間が経っていたらしく長期間の展示ですでにピカピカという感じでは無かったです。

当時の原付はパワー競争まっただ中。自主規制一杯の7.2ps車両が大人気。そのなかズークは3.3psのトルクが0.45kgmと超非力。ガソリンも2.0リットルしか入らず、燃費は良かったが3日に1回給油が必要。当時のガソリンスタンドは当然、セルフなんてものは無かったし、ガソリンも安かった(1リットル90円くらい)ので1回の給油代が100円ちょっとw スタンドにいってもお店の人は「えっコレしか入らないの?もっと減らしてから来いよ」みたいな感じ。「いやいやすいません、これが精一杯です」僕はいつも心の中でつぶやいていました。

このころは友人みんな原付ブーム。ヤマハ ジョグZ(友人N)、スズキ セピアZZ(友人S)、ホンダ NS-1(友人K)などなど。最強のスクーターはヤマハのチャンプだ!なんて良く話してたな〜。皆で九十九里にいき、砂浜に原付持ち込んで遊んだりもしていた。

ズークは遅くて色々不便だったけど気に入って乗っていたし、特に理由もなくエンジンを分解して遊んでいた。キック部分の大きな故障が2回、最後はオイル不足でエンジン焼き付き廃車となりました。もったいない。

 

YAMAHA BW’S

 

概要:1988年発売/2スト/6ps

ズークが廃車になり、しばらくはバスを利用していたのですが、車窓から見えた店頭に置いてある1台のスクーター、それがBW’S(ビーウィズ)でした。値段は中古車両で6万くらいでした。オフロードな外観は格好良く、タイヤが太くて安心して走れた思いがあります。ズークでは遅すぎて皆についていくことが出来なかったのが皆と同じように走れるようになって嬉しかった。

主に通勤に使っていました。クルマとの事故もあった。どうして廃車になったのかはもう思い出せません。気に入ってはいたのだけど、この頃は既にクルマ遊びがメインになっていたので通勤の手軽な足としての認識でした。今思えばもっと大事にのっていれば良かったな〜とコレももったいない思いです。

 

YAMAHA DT50

 

概要:1993年発売/2スト/7.2ps

BW’Sが廃車になってしばらくはクルマで通勤をしていました。しかしクルマ通勤は朝の渋滞、駐車料金がかなりの負担なので、また原付が欲しくなり、その話を会社の先輩にすると原付譲ってやるよ!ってことになりました。それがヤマハのDT50です。今度はスクーターじゃなくてミッション付きオフロードバイク。価格はなんと!3万円!しかも全然乗っていなくてとても状態の良いものでした。

DT50はミッション付きで運転が楽しいうえに、乗り心地も最高。もの凄く気に入っていましたが、あるとき盗難にあってしまい、奇跡的にみつかったけど、発見されたときはボロボロになっていました。学生が夏休み時期に自宅前に駐車していおいたら無くなっていました。おそらく近所の悪ガキの仕業だろう。このときめんどくさがらずにしっかりと駐車場内にいれていれば盗まれなくて済んだのに・・・。もちろん修理すればまた乗れたと思いますが、しばらく放置していたら母親が廃品回収に2,000円で出してしまいましたw 放置していた自分が悪いのですが価値を知らないって恐ろしい!これまたもったいないことしました。

 

HONDA リトルカブ

 

概要:1997年発売/4スト/3.4ps

現在の愛車リトルカブです。リトルカブ購入の記事はコチラ。その愛らしいスタイリングと強烈な燃費性能で通勤車ですが大のお気に入り。今後10年は乗れるようにしていきたいと思います。

 

以上、2018年1月現在の思い出せる限りの自叙伝バイク編でした。

しかし調べながら書いていると知らなかったことがいっぱいですね。BW’Sが凄い古いモデルだったり、DTがほぼ新車だったんじゃないか?疑惑が出てきたり、リトルカブが超非力だけど駆動系のおかげかズークのように非力さを感じなかったり・・・どれもこれも現在の中古価格が結構いいお値段だったり。モノは大切にしないといかんですね。